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大幅続伸。東証が29日から信用取引規制を解除し、売買活性化に期待した向きが買いを入れている。前営業日まで信用取引による新規の売付及び買付に係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする規制措置を受けていた。併せて、日証金も増担保金徴収措置の解除を発表している。
<4385> メルカリ 5930 -100
大幅反落。ユーロ円建取得条項付転換社債型新株予約権付社債2本(26年満期と28年満期)、計500億円を発行すると発表している。調達資金は約250億円の借入金返済のほか、メルカリUSでの人材採用やマーケティング費用、メルペイの運転資金などに充てる。発行済株式総数(5月31日)に対するファイナンス実施に伴う潜在株式数の比率は3.39%になるとしており、将来の株式価値の希薄化を懸念した売りが出ている。
<7042> アクセスグループ 992 -13
朝高後、後場にマイナス転換。プロモーション支援事業を展開する子会社アクセスプログレス(東京都渋谷区)が、新型コロナウイルスワクチン職域接種会場の運営主体などに対し、接種後に求められる各種事務作業をワンストップで一括代行するサービスの提供を開始したと発表している。予診票の確認・整理仕分けに加え、ワクチン接種記録システムへの情報登録やワクチン接種円滑化システムの運用、請求情報作成などを行うようだ。
<7777> 3Dマトリクス 402 +80
ストップ高で年初来高値更新。消化器内視鏡領域を適応領域とした止血剤PuraStat-GIについて、米食品医薬品局(FDA)から医療機器(クラスII)として承認を受けたと発表している。滲出性出血の止血・後出血予防を目的としており、内視鏡的手術・処置に適応するもの。米国の潜在市場規模は欧州と同等の200億円規模とみているという。日本でも製造販売承認を取得済みで、販売に向けた準備を進めている。
<2158> FRONTEO 1227 +71
年初来高値。三菱UFJモルガン・スタンレー証券(東京都千代田区)の通話データ解析にKIBIT-Connectが採用されたと発表している。KIBIT-Connectは、FRONTEOのAIエンジンKIBITと他のシステムとの連携を可能にするAPIで、通話をテキストに変換したデータと連携させて営業通話記録を解析する。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>の他の企業でも採用が進む可能性があるとの期待から、買いが集まっているようだ。
<4069> BlueMeme 3330 -
公開価格(2820円)を1.1%上回る2850円で初値を付けた。会社設立は06年12月20日。独自のプロジェクト管理手法を活用したシステム受託開発・コンサルティングサービスの提供に加え、開発プラットフォームのOutSystemsなどのソフトウェアライセンスの販売を手掛ける。22年3月期の営業利益予想は前期比35.1%増の2.36億円。受託開発サービスが業績全体を牽引し、利益が拡大すると見込んでいる。 <ST>