サムティ<3244>は25日、同日開催の取締役会において、ウェルス・マネジメント<3772>との資本業務提携に係る資本業務提携契約の締結及びウェルス・マネジメントの株式取得に伴う、持分法適用関連会社化について決議したと発表した。

同社は今回の資本業務提携について、投資案件の情報ルートを保有し、ホテルの再生・開発に強みを持つウェルス・マネジメントとホテル開発事業等における協業などが目的だとしている。

業務提携は、(1)同社が設立を進めるホテルREITの組成等を含むアセットマネジメント事業の連携強化(2)両社を共同スポンサーとするホテルREITに関する協働(3)ウェルス・マネジメントグループが組成するホテル開発ファンドにおける共同投資を含む協働(4)ウェルス・マネジメントグループのホテル開発事業における支援(5)その他関連業務の支援が主な内容としている。

資本提携は、ウェルス・マネジメントの発行株式を保有するキーストーン・パートナースが組成した、日本リバイバルスポンサーファンド参号投資事業有限責任組合のSPCである合同会社アクアマリーンよりウェルス・マネジメントの発行済み株式のうち、32.02%にあたる、2,729,600株を譲り受ける。この株式の取得により、ウェルス・マネジメントは、同社の持分法適用関連会社となる。

また、業務提携推進を目的に、同社より2名を取締役候補者として指名を予定。取締役会決議日と資本業務提携契約締結日は2021年5月25日。株式取得日は2021年7月30日を予定している。

同社は今回の資本業務提携に伴い負ののれんが発生する見込みとするも、2021年11月期の同社グループの業績等への影響については、現在精査中で、判明次第速やかに公表するとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 サムティ---ウェルス・マネジメントとの資本業務提携及び持分法適用関連会社化を発表