調剤システム事業及びその関連事業の売上高は前年同期比11.4%増の24.87億円、営業利益は同8.8%減の2.74億円となった。既存システム販売件数の増加による初期売上高が増加している。前年同期比において、営業利益減少の主な要因は「MAPs for PHARMACY」新規機能のリリースに伴い償却費が増加したこと、及び営業活動量の増加に伴い、販管費が増加したことによるものとしている。
医科システム事業及びその関連事業の売上高は同17.5%増の4.62億円、営業利益は0.03億円(前年同期は0.15億円の損失)となった。全国的な販売チャネルの拡充を図るべく、クリニックの市場開拓を従来の手法に加え、Webマーケティングを活用し幅広いアプローチを行っている。既存システムの販売増加に加え、「MAPs for CLINIC」等の導入による顧客数の着実な増加により、課金売上高も堅調に伸びている。
介護・福祉システム事業の売上高は同41.7%増の1.66億円、営業利益は0.44億円(前年同期は0.38億円の損失)となった。大型施設による「すこやかサン」の導入に加え、ライセンス数の増加による課金売上が堅調に推移している。また、「MAPs for NURSING CARE」の開発により資産計上が発生し、営業黒字となった。