ミロク情報サービス<9928>は13日、2021年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比4.0%減の340.66億円、営業利益は同13.4%減の45.26億円、経常利益は同15.1%減の45.11億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同44.3%増の26.54億円となった。

システム導入契約売上高は、コロナ禍の影響や前期のWindows7サポート終了に伴うPC等の入れ替え需要の反動減などにより、前期比13.5%減の193.30億円となった。ハードウェア売上高は同26.1%減の35.96億円、ソフトウェア売上高は同8.6%減の113.64億円、ユースウェア売上高は同13.7%減の43.68億円となった。

一方、ストック型のサービス収入は前期比10.1%増の121.73億円となった。会計事務所向けの総合保守サービスであるTVS(トータル・バリューサービス)収入は同6.5%増の24.74億円となった。ソフト使用料収入は、顧問先企業向けの低価格なソフト使用料収入の伸長やサブスクリプションモデルの採用により、同29.4%増の22.98億円となった。企業向けのソフトウェア運用支援サービス収入は、新規顧客の保守契約の増加により、同8.4%増の52.67億円となった。ハードウェア・ネットワーク保守サービス収入は同5.1%増の14.67億円、サプライ・オフィス用品は同4.7%減の6.64億円となった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が374.00億円、営業利益が40.30億円、経常利益が40.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が23.80億円としている。なお、2022年3月期の期首より「収益認識による関する会計基準」等を適用するため、上記の業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載していない。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ミロク情報サービス---21年3月期は純利益2ケタ増、ストック型のサービス収入が堅調に推移