コプロ・ホールディングス<7059>は27日、アトモスの発行済全株式を取得し、子会社化すると発表。

コプロ・ホールディングスグループは、建設業界やプラント業界向けの人材派遣・紹介事業を行っている。全国に18支店を構え、顧客からの幅広い需要に応えるべく、年間 1,000名超を採用する体制を構築するとともに、技術者派遣ビジネスを「人づくり」と捉え、自社研修施設「監督のタネ」において独自の教育プログラムを提供している。

一方、アトモスは、最高の技術者集団を目指し、主に機械設計エンジニアの派遣事業を手掛けている。大手製造業の開発・設計部門を中心に、約100名の派遣社員が活躍し、高い技術力に基づく高品質なサービスを提供してきたほか、独自の人材育成プログラムを構築し、多くの海外人材の採用実績を有している。

今回の株式取得を通じて、アトモスでは、コプロ・ホールディングスグループの営業力や採用力等の経営資源を活用することにより、既存顧客の深耕や新規顧客の拡大が期待できる。またコプロ・ホールディングスグループでは、シナジーが見込まれるエンジニア派遣領域における事業ポートフォリオの拡大を通して、グループ全体の更なる事業成長と収益の安定性向上が期待できる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 コプロ・ホールディングス---アトモスの株式の取得、子会社化へ