エレマテック<2715>は22日、2021年3月期連結決算を発表した。経常利益は前期比15.1%増の51.79億円となり従来予想の42億円を大きく上回り、減益予想から一転し増益となった。

ドライブレコーダー等のODMビジネスの強化や新規顧客開拓、商材の拡充に加えて、出張自粛等により販売費及び一般管理費が減少したことから増収増益となった。


2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.4%増の1,810.00億円、営業利益が同19.0%増の65.00億円、経常利益が同19.7%増の62.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同20.0%増の44.00億円を見込んでいる。2022年3月期の配当予想については、1株当たり年間配当金を上場来最高値の43円としている。

また、同日、連結業績が予想を上回ることになったことから、2021年3月期の期末配当予想について、直近の配当予想である1株当たり19.00円から4.00円増額し、1株当たり23.00円に増配することを発表した。これにより2021年3月期の1株当たり年間配当金は36.00円(前期比4.00円増)となる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 エレマテック---21年3月期増収・2ケタ増益、期末配当金の増配も発表