■エラン<6099>のSDGsへの取り組み

より良い社会、より良い地球を目指して、ESG/SDGsへの取り組みを強化している。社会的課題解決との親和性が高いCSセット事業(入院患者、医療介護現場の課題解決)及び新事業(個人のライフステージ変化に伴うヘルスケア領域の課題解決)を展開し、誰もが健康に、安心安全に、笑顔で暮らせる社会の実現に貢献する。

具体的には、バリアフリーに対応したオリジナル商品開発(コットン100%おしぼり、8つの「できる機能」を搭載したエイトブルコップなど)、コロナ罹患者受け入れ病院・介護施設への支援(コロナ罹患者用の廃棄可能な衣類・タオル提供、マスクや防護服など不足物資の協賛)、難病患者・障碍者の支援(国立成育医療研究センターの医療型短期入所施設「もみじの家」への洗濯付きバスタオル・フェイスタオルの無償提供、難病患者の就業機会の創出など)、若手・女性が活躍できる職場環境と子育て支援、コーポレートガバナンスの強化(監査等委員会設置会社に移行完了、女性社外取締役の登用など)などを推進している。

2020年12月には、女性活躍推進法に基づく優良企業として、厚生労働大臣から「えるぼし」企業の認定を受け、最高位である3つ星を取得した。

また全従業員が共有すべき経営理念、ビジネスポリシー、行動指針、マインドセットなど、エランカルチャーを構築するための基本ルールをまとめた「エランクレド」を策定し、その浸透を図っている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 エラン Research Memo(10):「エランクレド」を策定して全従業員で共有