シンバイオ製薬<4582>は29日、トレアキシン(R)点滴静注液剤「RTD製剤」について、有効期間を延長する目的で、医薬品製造販売承認事項に係る一部変更承認申請を行ったと発表した。

同社は、2017年9月にEagle Pharmaceuticals, Inc.とRTD製剤の日本における独占的ライセンス契約を締結。特許保護を通じてトレアキシンの製品ライフサイクルを2031年まで延長することを可能にしたという。
RTD製剤は、現行のトレアキシン凍結乾燥注射剤(FD製剤)と比べて、手動による煩雑な溶解作業とそれにかかる時間が不要で、医療関係者の負担を大幅に低減できるという。
なお、同社は今回の件が2021年12月期業績に与える影響はないとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 シンバイオ製薬---トレアキシン(R)液剤「RTD製剤」の有効期間延長に関する承認申請実施を発表