USEN-NEXT HOLDINGS<9418>は16日、子会社のアルメックスが新たに「Sma-pa TERMINAL DESKTOP」をリリースすると発表。

同製品は2019年2月にリリースした次世代型多機能受付機「Sma-pa TERMINAL」のコンパクトバージョン。カウンターや簡易的な受付台に設置可能な卓上・廉価型のコンパクトKIOSK端末として開発。筐体は、15.6インチの縦型タッチパネルモニターで操作しやすいUIを実現。また、上位機種の「Sma-pa TERMINAL」と同等の機能を実装。
アプリケーションは、これまでの受付機能の他、自動保険証確認や診療費の後払いサービス「Sma-pa CHECKOUT」の登録が患者自身で可能となる。

将来的にはクレジットカードや各種電子マネーでの支払い、マイナンバーカードを利用した顔認証オンライン資格確認端末「Sma-pa マイナタッチ」との連携も予定している。今回の開発では、利便性が向上し、操作が難しい高齢の患者に代わって、窓口内で操作もできる。また、コンパクトな設計のため、クリニックなどの限られた場所での設置など様々なシーンでの利用が可能。廉価版になったことで、設置環境(フロント面積)や初期投資の兼ね合いから導入が難しかった医療機関でも、投資負担を軽減させることにより導入が可能となる。

同社は、これまで培った医事受付・会計周りの運用ノウハウを基に、医療機関の様々なシーンに応じて組み合わせるパズルソリューションを提供し、病院DX、PX(ペイシェントエクスペリエンス)推進を支援していくとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 USENNEX---病院DX、PX推進を支援「Sma-pa TERMINAL DESKTOP」をリリース