イントラスト<7191>は1月29日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)決算を発表した。売上高が前年同期比17.3%増の30.61億円、営業利益が同12.0%増の8.41億円、経常利益が同11.8%増の8.44億円、四半期純利益が同11.0%増の5.58億円となった。

当第3四半期累計期間の売上高について、保証事業の売上高は前年同期比28.1%増の16.72億円、ソリューション事業の売上高は同6.4%増の13.88億円となった。これは、新型コロナウイルス感染症拡大による影響により、新規顧客開拓の一部に遅れが生じた一方で、2020年4月に発出された緊急事態宣言以前の営業が奏功し医療費用保証が大幅に進展したほか、家賃債務保証についても新規契約数が増加したことにより、保証事業の成長を牽引したことなどによる。営業利益は、基幹システムの入れ替えや養育費保証の市場開拓への投資は計画通り進める一方で、その他の費用増加についてはある程度抑制出来た。

2021年3月期通期の業績予想については、売上高が前期比17.2%増の42.50億円、営業利益が同14.1%増の11.66億円、経常利益が同14.0%増の11.70億円、当期純利益が同14.9%増の7.90億円とする、2020年10月19日に公表した業績予想を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 イントラスト---3Qは2ケタ増収増益、家賃債務保証の成長が保証事業の成長を牽引