飲食事業の売上高は前年同期比59.9%減の142.76億円、セグメント損失は56.13億円(前年同期は19.37億円の利益)となった。新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言の発出や各自治体からの外出自粛や営業自粛要請に従った、営業時間の短縮や臨時休業及び「3密」を回避する消費者心理により来店客数は引き続き前年に比べ減少し、売上高は低調に推移した。当第3四半期以降は、営業自粛要請の解除や「Go To トラベル」「Go To Eat」のキャンペーンへ積極的に参画し集客施策を実施するとともに、新型コロナウイルス感染症のダメージコントロールに注力しつつ、人件費の抑制、広告媒体の最適化、不動産賃貸料の減額交渉等を実施し、店舗における感染防止対策を重点的に講じ、顧客満足度の向上に努め、テイクアウト・デリバリー、ランチタイムの需要増にも対応し、各種施策を取り組んだ。なお、直営店舗出退店等の状況は、8店舗の新規出店、4店舗の業態変更、41店舗の退店、及び株式会社ゼットンが連結範囲から除外になった影響により70店舗減となり、計328店舗となった。