シノケングループ<8909>は6日、子会社のPT. Shinoken Asset Management Indonesia(SAMI)が、Somerset Capital Management LLP(サマセット)との間で、SAMIが組成するインドネシア不動産ファンドに対してサマセットが最大5億ポンド(約700億円)を出資することに関する基本合意契約を締結したことを発表。

サマセットは、ロンドンに本拠を置き、投資運用業を展開している。資産運用残高は187億ポンド(約2兆6,180億円)。
SAMIは、インドネシアにて不動産ファンドビジネスを展開している。2021年夏頃までに最大1,300億円の不動産ファンドを組成することを目指している。

インドネシアは、外国からインドネシアの不動産への直接投資は原則として禁止されているため、未開拓のマーケット。SAMIが組成を行うファンドは、外国からの直接投資が可能なスキームであり、世界中の投資家から関心を寄せられ、既に投資ニーズを取り込み始めているとしている。


<ST>
情報提供元: FISCO
記事名:「 シノケングループ---インドネシア不動産ファンドにサマセットが約700億円出資