窪田製薬ホールディングス<4596>は26日、子会社のクボタビジョンが開発する同社独自のアクティブスティミュレーション技術を用いたウェアラブル近視デバイス「クボタメガネ」において、ダブリン工科大学と共同研究契約を締結したことを発表。

本契約により、同社が開発するアクティブスティミュレーションを用いたウェアラブルデバイス「クボタメガネ」に関して、ダブリン工科大学と共同で研究開発を促進していく。

同社は、2020年5月に卓上デバイス、2020年8月にはウェアラブルデバイスを用いた臨床試験において、被験者の網膜に1日数時間の網膜周辺部へのぼかした像の投影で眼軸長(角膜から網膜までの長さ)が対象眼と比較して短縮するという結果を得て、POC(概念実証)を確認している。

ダブリン工科大学は、アイルランドで一番歴史の長い工科大学。アイルランド国内はもちろん、世界各地から 28,500 人の学生と研究者が集まっている。本契約の主任研究者のJames Loughman教授は、近視コントロールの臨床研究を専門とし、臨床・学術・研究・管理の分野で20年以上の経験を有している。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 窪田製薬ホールディングス---ウェアラブルデバイス「クボタメガネ」、ダブリン工科大学と共同研究契約締結