萩原電気ホールディングス<7467>は10日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.3%減の528.12億円、営業利益が同32.4%減の13.80億円、経常利益が同31.4%減の13.73億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.9%減の8.76億円となった。

デバイス事業の売上高は前年同期比14.8%減の432.92億円、営業利益は同34.8%減の9.16億円となった。ワールドワイドでの自動車生産台数が総じて減少した影響を受けた。

ソリューション事業の売上高は前年同期比17.3%減の95.19億円、営業利益は同27.2%減の4.63億円となった。主要顧客企業が情報化投資や設備投資に慎重になった影響を受けた。

2021年3月期通期については、同日、連結業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比8.0%減(前回予想比13.5%増)の1,180.00億円、営業利益が同26.9%減(同52.5%増)の30.50億円、経常利益が同26.7%減(同57.9%増)の30.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同30.1%減(同72.7%増)の19.00億円としている。また、合わせて、2021年3月期の期末配当予想について、前回予想比15.00円増の1株当たり45.00円とすることも発表した。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 萩原電気ホールディングス---2Q減収も、通期業績予想の上方修正及び期末配当予想の増配を発表