電算システム<3630>は9日、東濃インターネットデータセンターの増築工事を終え、28ラックの新型モジュール型1基を新たに稼働させたと発表した。すでにある30ラックのモジュール型3基に加えての稼働となる。

新旧ともにモジュール型は、ビル型の「堅牢性」とコンテナ型の「省コスト・省エネルギー・省スペース」の2つの利点を併せ持つ。これに加えて新型モジュール型では、同社の提供する仮想サーバーに顧客が持ち込んだ多様な機器を組み合わせるといった「顧客のニーズに応える柔軟性」を持つ。また新たに、セキュリティ機能「AIセキュリティ」で顧客のデータをより安全に守るサービスも開始する。

同社では、今後もデータセンター機能の充実を進め、事業の更なる拡大を図る。増築の資金は、すでに公表した第2回新株予約権の発行にて獲得したものを充てる。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 電算システム---東濃インターネットデータセンターの増築工事完了と新型モジュール型の稼働を発表、更なる事業拡大へ