資生堂<4911>は下げ渋ってもみ合い。前日に第3四半期の決算を発表、7-9月期営業利益は123億円で前年同期比64.1%減益となった。4-6月期99億円の赤字から黒字に転じ、市場予想も上回る着地に。一方、構造改革費用の織り込みなどで、通期予想はゼロから100億円の赤字に下方修正。売上見通しも下方修正されている。前日大幅高の反動もあって売り先行で始まったが、コロナ鎮静化を織り込む市場の動きの中で、下落場面では押し目買いも優勢の形に。

<HH>

情報提供元: FISCO
記事名:「 資生堂---もみ合い、構造器改革費用など織り込み通期下方修正