CAICA<2315>は26日、子会社のCAICAテクノロジーズとジオファーム八幡平は、引退した競走馬のセカンドキャリア形成を支援するプロジェクトにブロックチェーン技術を適用する実証実験に着手した。

本プロジェクトでは、ブロックチェーン技術を活用し、馬から始まる経済圏を形成して、引退馬のセカンドキャリアの場を提供することを目指している。ジオファーム八幡平が生産しているマッシュルームが馬由来(馬厩肥を利用して栽培)であることを証明し、マッシュルームに付加価値を与える。 具体的には、マッシュルーム生産工程のエビデンスをブロックチェーンに格納し、馬由来のマッシュルームであることを証明する予定。また、馬由来のマッシュルームのパッケージにQRコードを貼り、マッシュルーム購入者はQRコードを読み取ることで、自分のアカウントに紐づくトークン管理用ウォレットでトークンを受け取り、取得したトークン量に応じて、協賛企業から提供されるサービスを受けられる仕組みとなっている。ブロックチェーンは改ざん不可という特徴があり、マッシュルーム生産工程のエビデンスをブロックチェーンに格納することで、改ざんされることのないエビデンス検証が可能なり、食の安全につながると考えている。
なお、本プロジェクトは、CAICAテクノロジーズが地域創生に向けた1つの取り組みであり、持続可能な開発のための目標(SDGs)達成に向けた取り組みの1つとして位置付けている。本プロジェクトは2020年12月初旬に岩手県内にて実証実験を予定している。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 CAICA---ブロックチェーンを活用したトークンエコノミープロジェクトに着手