オプティム<3694>は26日、SBクラウドと営業活動連携の基本合意書を締結したと発表。

オプティムが提供する遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」と、SBクラウドが展開するAlibaba Cloudの国際専用線サービス「Cloud Enterprise Network」を組み合わせて営業活動を行い、海外における「Optimal Second Sight」の本格的な展開を開始するとしている。

オプティムの「Optimal Second Sight」は、スマートグラス、スマートフォン、タブレットのカメラを用いて現場の映像を共有し、同社が開発した遠隔作業指示の基本特許技術を利用した赤ペン機能や、指差し機能を用いた画像上への作業指示を行うことで、遠隔地での作業をサポートする遠隔作業支援サービス。

一方、Alibaba Cloudの国際専用線サービス「Cloud Enterprise Network(CEN)」は、異なる地域のAlibaba Cloudのデータセンターに設置された顧客環境間、またはAlibaba Cloudのデータセンターと顧客のデータセンター間をプライベートネットワークで接続する国際専用線サービス。

4月の緊急事態宣言により、海外拠点へ渡航禁止となった日本を本拠とする企業は、海外拠点への製品サポートや点検業務などの実施が困難となり、遠隔で作業指示や点検業務を行うといった需要が高まっている。

オプティムは、遠隔作業支援のニーズに応える「Optimal Second Sight」と、安価に専用線接続を提供する「CEN」は親和性が高く、積極的かつシームレスにサービス提供を行うことで多くの企業の課題と不安を払拭でき、新型コロナウイルスにより打撃を受けた様々な産業の復興へ貢献できると考えている。





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情報提供元: FISCO
記事名:「 オプティム---遠隔作業支援サービス「Optimal Second Sight」がSBクラウドと連携で海外利用本格展開へ