クシム<2345>は15日、子会社のクシムソフトのシステムエンジニアリングサービス(SES)事業における9月度のエンジニア稼働率を発表。

エンジニア稼働率は88%であり、SES事業の単月黒字となる損益稼働率を達成した。SES案件の増加傾向を捉え、社内受託開発対応中のエンジニアを順次SES案件へと異動させることで、社内受託開発案件の収益率向上と収益拡大につなげている。

10月度は、新たなプロジェクトの契約締結が進んでおり、早期に目標稼働率96%とのギャップを解消する見込みである。

今後は、SES事業のエンジニア稼働率を目標水準から上下に4%水準の範囲にて安定運営することを意識し、ITエンジニアの高度化に向けたeラーニングコンテンツの活用を展開していく。

なお、「エンジニア稼働率」は、実稼働SES エンジニア数 ÷ 稼働可能SES エンジニア数 × 100で算出し、社内受託開発対応中のエンジニアは稼働可能エンジニア数には入れておらず、システムエンジアリングサービスの業績の達成率と同義ではないとしている。




<ST>

情報提供元: FISCO
記事名:「 クシム---クシムソフトのSES事業における9月度エンジニア稼働率を発表