「Mackerel」の顧客数については、新型コロナウイルス感染症の影響により、リード顧客獲得のための各種展示会が中止になるなど、第3四半期以降営業活動が制限されたことが影響して目標からは約1割下回ったものの、前期末比では18.3%増加した。AWS(アマゾンウェブサービス)のパートナー制度「AWS パートナーコンピテンシープログラム」において、「AWS DevOps コンピテンシー」認定を国内企業で初めて取得したほか、「AWS Partner Network(APN)Award2019」において「APN Technology Partner of the Year 2019 - Japan」を受賞するなど、AWSユーザーのなかでサーバー監視ツールとして認知度が向上し、導入実績が積み上がったことが評価された。
販路拡大戦略としては、2019年10月にソニービズネットワークス(株)が提供するAWS導入・運用支援サービス「マネージドクラウド with AWS」のオプションサービスとして「Mackerel」が採用されたほか、同年11月にはNHNテコラス(株)が提供するAWSの活用支援サービス「C-Chorus(シー コーラス)」の監視ツールとしても採用され、サービス提供を開始するなど販売ネットワークについても着実に広がっている。