クリーク・アンド・リバー社<4763>は8日、東京都が実施する「5G技術活用型開発等促進事業(Tokyo 5G Boosters Project)」の開発プロモーターとして採択されたことを発表。同社とTIS<3626>、プロトスターの3社が採択された。

同事業は、スタートアップ企業等による「新しい日常」に寄与するような5G技術を活用したイノベーションの創出、新たなビジネスの確立を促進するため、東京都が民間事業者と協働してスタートアップ企業の開発を支援するというもの。

開発プロモーター3社は今後、東京都、通信事業者等と連携・協働を図り、3ヵ年度(予定)にわたり、スタートアップ企業等の開発・事業化、資金的、技術的な側面からのサポート、マッチング支援等ネットワーク面の支援を行っていくという。

クリーク・アンド・リバー社は、VR・ARや大容量映像伝送システム、自動運転関連などの分野で5G技術を活かした製品・サービスを開発する都内のスタートアップ企業を選定し、他の事業者と連携しながら開発をする上で必要な支援を実施する。

東京都は、事業を実施するオーガナイザー兼事務局として、事業運営業務とプロモーターへの支援業務の一部を民間事業者に委託。開発プロモーターは、オーガナイザーによる支援を受けることができる。また、東京都は、開発プロモーターの取組みの成果に対して、成果報酬型の協定金を支払う。協定金は、初年度0.8億円、次年度以降1.1億円(予定)が上限。





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情報提供元: FISCO
記事名:「 クリーク・アンド・リバー社---東京都の「5G技術活用型開発等促進事業」開発プロモーターに。スタートアップ企業の開発支援