a) 流通クラウド分野 2020年12月期下期は、上期からずれ込んだ案件の売上計上や定常収入の着実な積上げ、効率的な働き方の定着による費用削減効果を見込み、増収増益の見通し。「@rms」次期バージョン開発の一段落に伴い、償却費が減少することから、今後は「@rms」シリーズ周辺サービスのバージョンアップや次世代サービスの開発など将来を見据えた投資を実行していく。
b) 官公庁クラウド分野 2020年12月期下期は、上期からずれ込んだ防災行政無線デジタル化工事及び連結子会社におけるシステム導入案件を含め、工事、システム導入を着実に進めることに加え、「GIGAスクール」関連案件(特に校内ネットワーク関連)の受注に注力する。また、グループ間の連携強化を進め、売上最大化、コスト最小化を図ることで、増収増益の見通しとなっている。
b) モバイルネットワーク事業 2020年4月~5月はドコモショップの営業時間を短縮、店頭での受付業務を縮小する等の措置を講じたが、現在は通常営業を行っている。今後の取り組みとしては、顧客と従業員の安全確保の観点から、マスク、ゴーグル、フェイスシールドの配備、対面接客フェンスの設置等を実施し、顧客が安心して来店できる店舗づくりに取り組むとしている。