<6579> ログリー 4590 +400
ストップ高。30日を基準日として1株につき2株の割合で分割すると発表している。投資単位あたりの金額を引き下げることで、株式の流動性向上と投資家層の拡大を図ることが目的。株式分割に併せて定款を一部変更し、発行可能株式数を615万株から1230万株に拡大する。

<5277> スパンクリート 336 +11
大幅高、東京都新宿区の賃貸用不動産を譲渡すると発表。譲渡益の9.90億円を21年3月期第3四半期決算に特別利益として計上する予定。不動産事業の資産効率の向上を図る狙い。通期業績に与える影響は現在精査中で、判明次第速やかに開示するとしている。8月7日に開示した21年3月期第1四半期の純損益は0.26億円の赤字にとどまっていたことから、業績好転を期待した買いが入っている。

<7043> アルー 655 +2
3日続伸。データサイエンティストの育成を手掛けるデータミックス(東京都千代田区)とコンテンツの相互利用及びコンテンツの共有に係る業務提携で合意したと発表。データミックスはデータサイエンスを軸にトレーニングの実施や人材紹介などを実施している。提携でアルーが持つ顧客基盤やクラウド型eラーニングシステムなどと組み合わせ、コンテンツの開発や提供に活用する。

<7049> 識学 1310 +76
急伸。セールスアウトソーシング事業を手掛けるSurpass(東京都品川区)の株式を取得するとともに第三者割当増資引き受けで持分法適用関連会社化すると発表。取得株式数の合計は4588株(議決権所有割合19.5%)、取得価額は1.575億円。Surpassの顧客基盤である大企業に対する組織コンサルティングが可能となるほか、出資と役員派遣1名以上によるハンズオン支援でSurpassの成長を加速させる。

<3976> シャノン 2030 -495
急落。前日に20年10月期第3四半期決算を発表、累計営業損益は0.49億円の黒字(前年同期は0.16億円の赤字)で着地している。ただ上期時点での営業損益は0.65億円の黒字であったことから5-7月期は営業赤字となっており、これを嫌気した売りが優勢に。なお、通期計画は据え置いている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 新興市場銘柄ダイジェスト:シャノンは急落、ログリーがストップ高