スシローグローバルホールディングス<3563>は20日、同社の子会社と台湾企業の合弁会社であるSharetea Japan(シェアティージャパン)が台湾茶の専門店「Sharetea(シェアティー)」の日本1号店を東京・新宿にオープンしたと発表した。

「シェアティー」は台湾発祥の人気店。アジアをはじめ、アメリカやヨーロッパなど世界に500店舗以上を展開し、年間1億杯以上を売り上げる。厳選した台湾産の茶葉を100%使用し、茶葉は渋みの少ない、お茶本来の甘さが特長だという。

日本1号店は新宿マルイ 本館に出店した。「専用のティーエスプレッソマシーンを導入し、お茶の種類ごとに抽出方法を変えて提供する」、「香りや味を長持ちさせるため、ドリップしたお茶にティーパックを加える」といったこだわりをみせる。店舗では、定番台湾茶5種のほか、ティーラテ、フルーツティーなど、10種類以上を提供するもよう。

近年、若者を中心に台湾茶の人気が高まっており、若年層の需要を取り込むねらいのようだ。一部報道では、Sharetea Japanの小林哲社長は、「ティー版のスターバックスジャパンを目指したい」と話しており、将来的には全国500店に拡大する考えを示している。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 スシロー、台湾茶専門店を新宿にオープン