クシム<2345>は18日、同社が提供しているオンライン学習管理システムと、CAICAテクノロジーズが提供する「Gu-Gu」との連携について検討を開始することを発表。「Gu-Gu」は、CAICAテクノロジーズが開発したブロックチェーン上でトークンをやり取りすることでコミュニケーションを活性化させるサービス。

クシムではこれまで、集合研修の開催が困難な企業にLMS(ラーニング・マネジメント・システム)を通じたオンライン学習環境構築の支援を行ってきた。新型コロナウイルス感染症の拡大によって、テレワークが広がりつつあるが、オンライン学習や従業員間のコミュニケーションの活性化手段についても、ニーズが顕在化している。今回の連携では、クシムが提供するLMSから「Gu-Gu」へ受講者情報や受講状況を連携し、受講完了者にトークンを付与することで、受講者の学習意欲の向上につなげる。また、受講者間でトークンをやり取りし、受講者間のコミュニケーションの活性化を図る。今後もさらに増加すると思われるリモート環境におけるモチベーションの向上が期待できる。

「Gu-Gu」の管理機能を利用すると、受講状況・受講者間のコミュニケーション内容や傾向を確認することで、人事評価支援としても活用することが可能。連携サービスのリリースは、2021年春頃を予定している。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 クシム---オンライン学習管理システムと「Gu-Gu」との連携について検討開始