シナジー投資事業の第2四半期累計期間の売上高は前年同期比77.8%減の4.75億円、売上総利益は同87.3%減の1.25億円、営業損失は3.62億円(前年同期は1.90億円の損失)、EBITは6.04億円(同−2.67億円)、EBITDAは同298.7%増の7.14億円となった。当第2四半期の業績は前年同期に連結対象であった韓国子会社eMFORCEInc.の全株式を2019年7月31日に売却したこと、コロナウイルスの感染拡大に伴う中国での貿易事業の停滞等により、売上高は同83.4%減の1.45億円、売上総利益は同82.7%減の0.63億円、営業損失は2.26億円(同2.76億円の損失)となったが、保有するコマースOneホールディングスの株式の一部を2020年6月26日の東京証券取引所マザーズ市場への上場時及び上場後に売却し、その売却益を特別利益として計上したため、EBITは1.58億円(同−3.82億円)、EBITDAは同312.5%増の2.25億円と改善した。当第2四半期末時点におけるAUM(Assets Under Management)は、保有するラクスル株式の時価評価額の上昇やコマースOneホールディングス株式の上場等を背景に前第1四半期末比30.6%増の231.08億円となった。また、2020年6月末時点での税引後IRR(Internal Rate of Return)は12.1%となり、AUMと同様の理由により、前第1四半期末比で1.7ポイント改善した。