サイバーリンクス<3683>は28日、2020年12月期第2四半期(累計)(2020年1月1日から同年6月30日)の業績予想を修正したと発表。

2020年12月期第2四半期(累計)連結業績予想の売上高は前回発表予想比12.8%減の63.93億円、営業利益は同30.5%増の4.75億円、経常利益は同35.9%増の4.87億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同50.9%増の3.28億円、1株当たり四半期純利益は63円68銭。
売上高については、新型コロナウイルス感染症の影響等により、官公庁分野や流通分野の案件の下期へのずれ込みが発生。またモバイルネットワーク事業では、4月から5月の間、ドコモショップの業務縮小で、一時的に端末販売に係る売上が落ち込み、計画を下回る見込みとなった。よって連結子会社もシステム導入案件の下期へのずれ込みにより、計画を下回る見込み。

利益については、官公庁分野では、見込みより利益率の高い案件の獲得に加え、原価削減を行い、利益率が計画を大幅に上回る見込み。流通分野では、利益率の高い定常収入が概ね計画通りに推移していることに加え、感染症対策として柔軟な働き方への移行を進め、また経費や労務費・人件費が計画を大きく下回る見込み。モバイルネットワーク事業では、NTTドコモ<9437>からのインセンティブ収入が計画を上回る。連結子会社においては、売上計上が下期にずれ込んだことに伴い利益計上も下期にずれ込む見込み。




<ST>

情報提供元: FISCO
記事名:「 サイバーリンクス---2020年12月期第2四半期(累計)の利益予想を大幅上方修正