CAICA<2315>は21日、臨時株主総会の事前説明資料として「臨時株主総会事前説明資料 IT金融企業への変革に向けて」を公開。

同社は、全株主を対象としたライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株予約権の無償割当て)による資金調達を行うことを発表している。普通株式1株につき1個の割合で新株予約権を全株主に無償で割当てる。行使価額は16円。

同社グループは、主力事業の国内ICTサービス市場の成長率が今後低下すると見込まれる事から、ITと金融を融合させた新たな事業体へ変革することで成長を継続。金融事業を営む企業を傘下に加え、自らが金融事業を営むプレイヤーとなる体制を構築する。

ライツ・オファリングによる資金使途の中で最も金額の大きいのが事業拡大のためのM&A資金で、16.8億円。ターゲットとして、ブロックチェーンや暗号資産、セキュリティなどの企業を想定。デジタル通貨、デジタル金融など、今後のデジタル化の潮流に照準を合わせた戦略を設定。システム開発企業からIT金融企業へ変革を目指す。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 CAICA---臨時株主総会に向けて事前説明資料「IT金融企業への変革に向けて」を公開