「リソルの森」をフルリニューアル 3. CCRC事業(リソルの森事業) 大規模改修をしていた「リソル生命の森」を、2020年4月1日、体験型リゾート施設「Sport & Do Resort リソルの森」と名称も新たにリニューアルオープンした。「Sport & Do Resort リソルの森」は、都心から50km圏内という絶好のロケーションに位置し、緑豊かで広大な敷地に、宿泊施設、ゴルフ場、多彩なスポーツ・レジャー・レクリエーション施設、レストランやクリニックを併せ持つ多世代交流型リゾートコミュニティである。そこで、スポーツ・ウェルネス・自然を通して生きがいや絆、健康、くつろぎを提供する、多世代交流型ウェルネス事業を展開しており、同社と千葉大学、千葉県長柄町の3者で「大学連携型CCRC※」の構想実現を進めている。しかし、建設コストや介護・医療の面で地域や他社との連携が必要とされるプロジェクトであるため、完成までに長い期間を想定する必要がある。そこで、リニューアルの内容は後述するが、今回のリニューアルで「ワーク」という切り口を取り入れた。これにより、収益化を進めやすくなると思われる。
※同社グループと長柄町、千葉大学の「産官学」が協力し、一般的なCCRC(Continuing Care Retirement Community)という概念の枠を超えて進める取り組み。千葉大学は「知的資源を生かした生涯学習や学生との交流」や「予防医学や先進的な健康支援」など主に「学ぶ」と「健康」を、長柄町は「高齢者の住替え支援」や「地域住民との交流」、「地域医療機関の連携」などによって「地域社会との協働」を、そして同社は施設やプログラム、専門のスタッフを通じて「健康寿命の延伸」や「スポーツ・趣味活動・各種イベント」を提供し、3者で生きがいや家族・友人との絆づくり、多世代間で交流を促す場を築いている。