1. 1st Stage「中期経営計画17-19」 ありたい姿の実現に向けた足場固め 同社グループは、同社90周年を迎える2025年度のありたい姿(長期ビジョン)「SHOWA Next Stage for 2025」(2017−2025年度の9年間)を策定し、3次にわたり中期経営計画を展開している。「SHOWA Next Stage for 2025」策定の背景には、事業環境の変化に対応し、更なる成長戦略を実現するためには、過去の経験からの積上目標ではなく、ゼロベースで、ありたい姿から大胆な目標を設定する視点が必要であるという考えがある。
2. 2nd Stage「中期経営計画20-22」 2020年4月より2nd Stageである「中期経営計画20-22」を進めており、基本方針は「“確立”基盤事業の盤石化と成長事業の育成」、基本コンセプトは「SHOWA New Value Creation ~SHOWAだからできる新たな価値とは~」である。顧客・社会課題視点による解決提案力の向上やグループ総合力の更なる深化、さらにイノベーション創出に向けた経営基盤の確立によって、新たな価値を創造し、多様な食シーンに貢献する。「中期経営計画20-22」の経営指標としては、2023年3月期の売上高目標を2,800億円(2020年3月期実績2,540憶円)、経常利益130億円(同101億円)を目標としており、伸長率は売上高が110.2%、経常利益が128.0%とした。また、ROEは9.0%以上(同8.0%)を目標としている。