■今後の見通し

アイナボホールディングス<7539>は2020年9月期通期予想について「コロナの影響で将来を見極めることが困難であることから、予想発表は未定とし、合理的算定が可能となった時点で業績予想を速やかに開示する」と述べている。

足元(4月−5月)の業績はそれほど落ち込んでいないようだが、先行きが不透明であることから案件の遅れや失注が生じる可能性があること、多くのリフォーム業者が閉店中であること(同社にとってマイナス)、一部の水周り商材(キッチン、バス、トイレ関係など、主に中国製)の入荷が滞っていること、などから予想の開示を見送った。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)




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情報提供元: FISCO
記事名:「 アイナボHD Research Memo(5):2020年9月期通期予想は、先行き不透明で未定