1. 2020年3月期業績 2020年3月期の連結業績は、売上高6,731百万円(前期比6.4%増)、営業損失1,281百万円(前期は6,653百万円の損失)、経常損失435百万円(同6,780百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益237百万円(同8,445百万円の損失)となった。営業損失となった理由は、2017年7月に子会社化したThe Prospect Japan Fund Limited(以下、TPJF。2019年12月に清算完了)が保有する有価証券の下落により評価損等を計上し、それらがアセットマネジメント事業における営業損失(1,173百万円)として計上されたことによるもので、それ以外の各事業セグメントは営業利益を計上した。さらに特別利益として投資有価証券売却益や関係会社出資金売却益を計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は237百万円となり、1円の復配を果たした。なお、2020年3月期においては、新型コロナウイルス感染症の影響は軽微であった。