ピクスタ<3416>は15日、同社運営の写真・イラスト・動画・音楽をインターネット上で売買できるデジタル素材のマーケットプレイス「PIXTA」において、「複数名向け定額制プラン」のリニューアルを発表。


今まで1日上限35点まで、使用人数ごとにしか 選択できなかったプランを、1日ダウンロード数制限を撤廃し、月100点、350点、750点、1500点の4つのプランに改定。さらに、月内に使い切らなかっ た未使用分を翌月以降に繰り越しできるようにした。

定額制プランを主に利用するクリエイティブ制作現場では、画像ニーズに波があり、月に 100 点も使用しない小規模利用のユーザーもいれば、1 日 35 点より多く使用したい大規模利用のユーザーもいるが、従来のプランでは「1日35点までのプラン」しか選択肢がなく、チームメンバーの異動や入退社によって使用人数が増減するたびにプランを契約し直さなければならなかった。これらユーザーにとっての不便を解消し、利用規模に合ったプランを選択できるよう、今回の改定に至ったとしている。

同社は以前より、中長期の成長戦略の一つとして、PIXTA事業での定額制プラン拡充による収益基盤の強化を掲げている。過去に、一部プランに繰り越し機能を導入した際には解約率が5~10%改善したという成果を上げており、今回のプラン改定でも、利便性が上がることでユーザー満足度の向上、また、新規獲得にもつながることが期待される。

同社では、常に一歩先のサービスを提供できるよう、ユーザーの動向を分析しながら、今後もクリエイティブ制作のインフラになることを目指し、サービスの改善と拡充に努めていくとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ピクスタ---デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」の「複数名向け定額制プラン」を改定。ユーザーの利便性向上へ