3. 2020年8月期第2四半期は収益基盤強化を背景に大幅増益 2020年8月期第2四半期の業績は、売上高95,330百万円(前年同期比14.1%増)、営業利益5,944百万円(同50.8%増)となった。2017年の統合によるシナジーをグループとして発揮し始め、メディア以外の事業で利益が大きく伸びたことが大幅増益の要因である。まさに収益基盤が整ってきたと言うことができる。事業別では、店舗サービス事業で「Uレジ」が大きく増加し、業務用システム事業で医療機関向け自動精算機の販売が好調、通信事業ではSaaS(Software as a Service)の普及や店舗のIoT化を背景に取扱いが拡大した。このため、エネルギー事業とメディア事業の低迷をカバーして、利益を計画以上に押し上げることになったと思われる。ちなみに、テレビCMを投入したコンテンツ配信事業の業績は、見た目以上に好調だったと言える。