シナジー投資事業の売上高は前年同期比73.9%減の3.29億円、売上総利益は同90.1%減の0.61億円、営業損失は1.36億円(前年同期は0.86億円の利益)となったが、保有するジモティー<7082>株式の一部を2020年2月7日の東京証券取引所マザーズ市場への上場時に売却し、EBITは同286.9%増の4.45億円、EBITDAは同292.7%増の4.89億円となった。コロナウイルスの感染拡大に伴う中国での貿易事業の停滞や前年度に営業投資有価証券売却益を計上したことが要因となった。また、同社では投資成果の透明性を高めることを目的として、AUM(Assets Under Management)及びIRR(Internal Rateof Return)を開示している。当第1四半期末時点におけるAUMは、保有するラクスル<4384>株式の時価評価額の下落等を背景に前第4四半期末比22.9%減の176.94億円となった。また、当第1四半期末時点での税引後IRRは10.4%となり前年度末比で1.5ポイント悪化した。