日本動物高度医療センター<6039>は7日、2020年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比6.6%増の27.34億円、営業利益が同8.4%増の4.30億円、経常利益が同11.4%増の4.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同6.1%増の3.12億円となった。

飼い主のかかりつけ動物病院(一次診療施設)と連携して飼い主のニーズに沿った高度医療(二次診療)を実践するとともに、同社グループにとっての営業活動としての位置づけである、診療実績を発表するための学会報告や、獣医師向けセミナー開催を積極的に行うことにより、動物医療業界における信頼の獲得、認知度の向上と、それに伴う紹介症例数の増加に努めた。新型コロナウイルス感染症の影響は軽微であり、全体として初診数(新規に受け入れた症例数)は前期比7.4%増の6,476件、総診療数(初診数と再診数の合計)は同6.2%増の25,307件、手術数は同9.7%増の1,977件となった。

2021年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.4%増の28.00億円、営業利益が同1.0%増の4.35億円、経常利益が同1.3%減の4.45億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.7%増の3.15億円を見込んでいる。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本動物高度医療センター---20年3月期は増収増益、初診数・総診療数・手術数の全てが増加