このうち、スカラパートナーズでは外部パートナー10名弱と契約を結び、ベンチャー企業やレガシー企業などに対して、DX化やEVA(Economic Value Added)経営の導入などによる企業価値向上など様々な提案を進めている。直近では前述したblockhiveと業務資本提携を締結し、行政サービスのデジタル化を共同で推進していくことにしている。一方でレガシー企業に関しては、提案内容を理解してくれるものの最終的な契約まで至らないことも多く、今後の課題となる。なお、注力分野は「食と健康、医療、教育、環境、地方創生、金融」の6分野となり、これら領域の企業や研究機関、自治体等とともに、AI/IoT技術を活用しながら企業価値の向上、あるいは社会問題を解決していくための支援や提案を行っていくことになる。同事業においては、CSVイノベーション事業においていかに大企業の顧客を獲得していくことができるかが、目標を達成するうえでのポイントとなる。