パイプドHD<3919>は1日、子会社のゴンドラが同グループ会社であるカレンよりデジタルマーケティング事業を譲受したと発表。

ゴンドラは、主力事業の一つであるWeb広告事業の業容を大きく拡大しており、カレンはCRM・MAツールを用いたデジタルマーケティング事業を手掛ける。Web広告を得意とするゴンドラは、CRM・MA業界のメインプレイヤーの1社であるカレンのデジタルマーケティング事業を譲り受けることで、両事業の親和性を最大限発揮し、事業領域のさらなる拡大を図るとしている。

背景には、GoogleがChromeにおける広告目的のサードパーティCookieのサポートを2年以内に廃止する予定と1月に発表し、多くの企業がWeb集客における施策の見直しを迫られていることが影響しているという。このため、今後はマーケティング手法の中でも、データの活用に重点をおいた「データドリブンマーケティング」が注目されているといい、ゴンドラはデータの抽出に役立つCRMツールやMAツールを広告と一体化させていくことが今後のトレンドと捉え、これに向けた体制を強化するとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 パイプドHD--- 子会社のゴンドラ、カレンよりデジタルマーケティング事業の譲受