リソルホールディングス<5261>は3月31日、太陽光発電の電力を自営線と自己託送を組み合わせて送電し全量を地産地消化する、日本初の「地産地消エネルギーシステム」が2020年4月に稼働開始することを発表した。

従来のシステムとは異なり、建物各々に導入された設備機器をエリア全体でまとめて群として扱うことにより、地産の再生可能エネルギーを面的に活用して地消するマネジメントを行うことが特長という。

送電には新設の地中埋設自営線と既設の高圧線を介した自己託送を活用する先導的な電力供給方式「郊外型プレミアムグリッド」を構築・実践し、事業者も電力会社も設備投資を抑えつつ、再生可能エネルギーによる電力利用率の向上に寄与するという。

稼働に伴い「Sport & Do Resort リソルの森」主要施設であるメディカルトレーニングセンター及びゴルフ場クラブハウス消費電力の30%超を同システムで賄い、大幅なCO2排出削減を見込むとともに光熱費削減にもつなげ、省エネ・省コストの機能をもつ持続可能な複合リゾートエリアとなるとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 リソルホールディングス---日本初の「地産地消エネルギーシステム」、4月1日から稼働