富士ソフト<9749>は17日、安藤ハザマ<1719>、日本マルチメディア・イクイップメント、計測ネットサービスおよび宮城大学で構成する映像進捗管理システム開発コンソーシアムが、建設現場の進捗管理を効率的に行うための「定点カメラ映像による進捗管理システム」を開発したことを発表。


2020年1月から現場での本格的な試行を開始しており、現場技術者が効率的な施工管理を実施することができ、建設現場の生産性を向上させることが確認された。なお、このコンソーシアムは、内閣府の官民研究開発投資拡大プログラムの枠組みを活用した国土交通省の「建設現場の生産性を飛躍的に向上するための革新的技術の導入・活用に関するプロジェクト」に選定されている。

本システムは、盛土などの土工工事ほど導入効果が大きいと判断して本現場での検証を進めているが、今後はダムや処分場の工事などへも展開し、現場管理のムダ・ムラの早期発見、是正を図り、建設現場のさらなる生産性向上に取り組んでいくとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 富士ソフト--- 4K定点カメラ映像による工事進捗管理システムを開発