(3) 重点事業領域と主な施策 a) 注文住宅事業 注文住宅事業では各地域での着工棟数No.1を目指しており、そのために地域特性に合わせて商品化した地域限定商品を戦略商品としてシェアを獲得していく方針であり、マーケットの変化に速やかに対応するため商品開発力を発揮した短期間でのマイナーチェンジを繰り返し実施し、引き続き購入者層の拡大を図っていく。
b) 戸建分譲事業 戸建分譲事業では、10区画以下の良質な小規模分譲地を積極的に仕入れ、販売していくことで、資金回転率を高めながら、年率2ケタ成長で事業規模を拡大し、収益力向上を推進していく計画となっている。
c) リフォーム事業 リフォーム事業については同社が販売した住宅のうち10年を経過する住宅が今後も年間1万棟弱のペースで増加する見込みとなっており、これら住宅を中心に累計販売12万棟の住宅に対して、幅広いサービス提案を行うことで事業規模の拡大を目指す。具体的には、5年経過時点で省エネ対応商品の販売、10年経過時に有料の保証延長工事、15年以上経過した住宅に対しては、水廻りを中心としたパッケージ商品の販売を提案するなど、年率2ケタ成長を目指していく。