藤商事<6257>は30日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比12.0%減の189.29億円、営業損失は10.78億円(前年同期は11.19億円の利益)、経常損失は13.10億円(同12.92億円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は23.56億円(同6.85億円の利益)となった。

当年度から新台市場は新規則機に移行しているが、パチンコホールにおける設置機種の稼働は依然として旧規則機が中心となり、新規則機市場の販売および稼働は総じて低調に推移した。当第3四半期累計期間については、パチンコ・パチスロ遊技機ともに厳しい商戦を強いられ、販売台数が低調に推移した。

パチンコ遊技機の販売台数は前年同期比18.0%減の41千台、売上高は同7.3%減の156.98億円となった。「P貞子vs伽椰子 頂上決戦」(2019年11月発売)を市場投入したほか、前連年度に発売したシリーズ機種などを追加販売した。

パチスロ遊技機の販売台数は前年同期比38.9%減7千台、売上高は同28.7%減の32.29億円となった。「S喰霊-零- 運命乱 ~うんめいのみだれ~」(2019年11月発売)、「Sリング 恐襲ノ連鎖」(2019年12月発売)を市場導入したほか、当第2四半期に発売した「S呪怨 再誕 AT」を継続販売した。

2020年3月期通期については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高は前期比10.3%減(前回予想比27.7%減)の251億円、営業損失は33億円、経常損失は35億円、親会社株主に帰属する当期純損失は44億円としている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 藤商事---3Q減収、新規則機市場の販売および稼働が総じて低調に推移