ベルトラ<7048>は22日、2019年12月期の通期業績予想を上方修正し、営業利益を従来予想の8.00億円から8.40億円(前期実績4.17億円)に引き上げた。併せて特別損失を計上する見込みであることも発表した。

主力の海外旅行部門が堅調に推移するなか、韓国事業で訪日旅行者の減少を見据えて広告宣伝費を大幅に削減し、VELTRA KOREA Inc.の海外旅行市場の強化と組織体制作りを優先的に行った。営業費用を抑制したことで、営業利益予想を前回予想比5%増の8.40億円、経常利益予想を同4.7%増の7.63億円にそれぞれ上方修正した。一方で、営業収益予想は同0.5%減の43.5億円へと引き下げた。

開発中の一部のソフトウエア資産については、減損損失として2019年12月期通期の連結決算において1.18億円、個別決算において1.21億円の特別損失を計上する予定としている。また、リンクティビティ事業を新設した日本法人へ譲渡したことにより、投資回収が困難であるとの判断から、シンガポール法人の株式について、2019年12月期の個別決算において、関係会社株式評価損として0.88億円の特別損失を計上する予定となっている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ベルトラ---2019年12月期の通期業績予想を上方修正、営業利益予想が8.40億円