KADOKAWA<9468>ではESGやSDGsを意識した経営にも取り組んでいる。ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったもので、企業が長期的な成長を実現していくために取り組むべき3つの要素の頭文字を取ったもので、最近では機関投資家の間でも企業投資の際の評価基準としてESGの取組状況を見る場合が増えている。主には、働き方改革、環境・社会への貢献、コーポレートガバナンス体制のチェック等となる。また、SDGsとはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、持続可能な社会を実現していくために必要となる17の開発目標のことで、2015年の国連サミットで採択された。テーマは貧困問題や健康、教育、エネルギー、環境など多岐にわたっており、これら開発目標に対して、企業自身もどのように取り組んでいくかを明らかにする企業が増えている。