日本システムウエア<9739>は18日、同社の統合運用監視サービス「Managent」に、セキュリティ監視のサービスメニューを拡充したことを発表。

「Managent」は、クラウドとオンプレミスのハイブリッド環境に対応した運用監視に加え、サービスデスクやテクニカルサービス、業務運用までをワンストップでサポートする統合運用監視サービス。

今回は「Managent」に日本マイクロソフトが提供する「Microsoft Azure」のセキュリティ監視クラウドサービス「Azure Sentinel」を組み合わせたセキュリティ監視サービスを追加した。
新しいサービスでは、「Azure Sentinel」の4つの基本機能(セキュリティログの収集、脅威の検出、インシデントの調査、脅威への対応)から出力されるセキュリティデータを自動的に「Managent」へ取り込む。取り込んだデータは「Managent」が扱う従来のシステム統合運用監視のログデータ、アラート情報、自動復旧処理結果などのデータと組み合わせて一元管理され、AIOpsを連携することにより、AIによる分析・判断を行い予兆検知や復旧対応およびレポートの自動化を実現するという。

これにより、サービス運用監視とセキュリティ監視を融合した付加価値の高い情報を提供するとともに、セキュリティ対策コストの削減や導入期間の短縮、AI活用による運用管理者の監視業務の負担軽減など業務改善につながるとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本システムウエア---統合運用監視サービスにAIを活用したセキュリティ監視メニューを拡充