a) 医療分野 医療分野については「NOBORI」が導入施設数の増加を背景に2ケタ成長が続く見通し。特に、2020年4月の法改正により、医療施設で患者の被ばく線量に関する記録及び管理が義務化されることになったため、「NOBORI PAL」のサービスの1つとして追加した「MINCADI」の需要拡大が見込まれる。
b) CRM分野 CRM分野では引き続き「FastHelp5」「FastAnswer2」の新バージョンに対する引き合いが活発で、下期も好調推移が見込まれる。また、自治体の広聴業務に対応した「FastHelp Ce」の導入にも注力していく方針となっている。また、海外ではASEAN地域において顧客の開拓を進め、売上規模を拡大しながら今後の黒字化を目指していく。
c) ソフトウェア品質保証分野 ソフトウェア品質保証分野では一部の顧客で予算を絞り込む動きが見られるものの、期初段階で既に保守的な売上計画を立てており、想定内の動きとなっている。主力の自動車業界向けはCASE関連の投資増を受け引き続き好調なことから、下期も増収基調が続くものと予想される。