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急落で上場来安値。19年9月期の営業損益を従来予想の75.0億円の赤字から149.0億円の赤字(前期実績69.3億円の黒字)に下方修正。中国での販売減速や韓国での不買運動の影響が響いた。棚卸資産評価損として45.5億円を売上原価に計上したことも損失拡大の要因となった。また、連結子会社の在庫状況に関する調査が続いているため、同期の決算発表を延期。発表日は決定次第速やかに知らせるとしている。
<4441> トビラシステムズ 1943 +87
後場急伸。19年10月期の営業利益を従来予想の3.80億円から4.14億円(前期実績2.28億円)に上方修正している。迷惑情報フィルター事業の月間利用者数がスマートフォンを含むモバイル部門を中心に増加した。ソフトウェア開発にかかる原価や上場関連コストなどの抑制に努め、費用が想定を下回っていることも利益を押し上げる見通し。
<4667> アイサンテクノ 2320 +24
反発。兵庫県が開発した播磨科学公園都市で12月5日から自動運転公道実証運行走行を開始すると発表している。車両やAIの開発者による技術実証から一歩進め、地域旅客運送事業者が運行主体として参画し、サービスモデル構築を視野に行う。具体的には、バスの非遠隔型自動運転や小型EVの遠隔型自動運転を実施する。実施体制は神姫バスやKDDI<9433>、損害保険ジャパン日本興亜など4行政、7企業、1大学。
<4124> 大阪油化工業 1389 -12
朝高後マイナス転換。2万株(約0.28億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。発行済み株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.87%。19日の終値(1401円)で、20日朝方の立会外取引で買付けを委託。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的。自社株買いに加え、前日までの下落で値頃感が出ているとの見方で買いが入ったが、マイナス転換して引けた。
<4442> バルテス 1516 +80
大幅に3日ぶり反発。15万6900株の立会外分売を実施すると発表している。分売予定期間は27日から12月2日まで。東証本則市場への市場変更を目指し、形式要件の充足とともに株式の分布状況の改善や流動性向上を図ることが目的。本則市場への上場先変更の準備を進めていることを受け、実現すればバルテス株の需要が拡大するとの思惑から買いが入ったようだ。
<6696> トランザス 1332 +199
大幅に続伸。スティックをTV・ディスプレイに挿入するだけでデジタルサイネージになるMagic Spot(マジックスポット)のサービス提供を25日より開始すると発表している。各種ショップや館内施設のインフォメーション、クーポンの配信、企業向けデジタルサイネージなどの提供が、ホテルや公共施設、企業内などのTV・ディスプレイのHDMIポートに挿すだけで導入可能になるという。
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