3. 経営基盤の強化など 2019年2月期に引き続き、人員増強にも注力している。2020年2月期も5割前後(60名前後)の大幅な増員を予定しているが、上期においては40名の新規採用を実現。これに伴って、集客部門を55名(前期末は37名)に増員した。今後も集客部門を中心とした人員増強を通じて集客体制の強化を図る方針であり、これまで十分に手が回っていなかった売上規模の小さい商品群の掘り起こしにも取り組んでいく。なお、2019年2月期から導入している自社開発の「広告最適化のための分析・運用システム」については、引き続き機能面の強化を図りながら順調に稼働しているようだ。経験年数の浅い社員でも早期に利益を生み出せる体制を構築するとともに、本システムでは対応できない部分については経験豊かな人材による「人的な管理の直接運用」を共存させ、広告運用効果・効率の最大化を図っている。また、定型的な業務についてはRPA(Robotic Process Automation)化による効率化も進めており、これら集客体制の強化も業績の底上げに貢献していると考えられる。