アーバネットコーポレーション<3242>は7日、2020年6月期第1四半期(19年7月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年期比33.6%減の43.57億円、営業利益が同51.1%減の4.94億円、経常利益が同55.1%減の4.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同55.2%減の3.00億円となった。

当第1四半期における同社グループの業績は、前年同期比で減収減益となったが、これは主要事業である投資用ワンルームマンションの開発・1棟販売(卸売)という事業形態によるものであり、竣工に伴う売上計上の物件数・金額が一物一価であることがその要因としている。現状、グループの業績は基本的に計画どおりに推移している。

不動産開発販売について、投資用ワンルームマンション4棟162戸の売却により、売上高は前年同期比35.0%減の41.80億円となった。

不動産仕入販売について、中古分譲マンションの買取再販(2戸)の売却により、売上高は前年同期比122.4%増の0.70億円となった。

その他について、不動産仲介及び不動産賃貸業等により、売上高は前年同期比11.7%増の1.06億円となった。

2020年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比6.5%増の213.80億円、営業利益が同10.8%増の23.80億円、経常利益が同9.2%増の20.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.7%増の14.50億円とする期初計画を据え置いている。



<SF>

情報提供元: FISCO
記事名:「 アーバネットコーポレーション---1Q減収なるも、業績は計画通りに推移