日本ライフライン<7575>は10月31日、同社が製造販売を行うEPカテーテル「EPstar(EPスター)」について、カナダのベイリス・メディカル社が6月にFDA(米国食品医薬品局)の薬事承認を取得し、9月に北米市場にて初の臨床使用が行われたことを発表した。

同社はベイリス・メディカル社との間で、2013年の取引開始以来、高周波心房中隔穿刺針「RFニードル」の日本独占販売を通じて協力関係を築いてきた。

「EPstar」は、2002年に製造・販売を開始した不整脈の検査・診断に用いる EP(電気生理用)カテーテルであり、日本国内においてトップクラスのマーケットシェアを有している。今回の北米輸出においては「EPstar」の豊富な製品ラインナップの中でも、類似品の少ない2Fr EPカテーテルと6Fr EPガイドカテーテルを対象としている。

自社製品の海外輸出を中長期の重要課題と位置付ける同社は、北米における初の臨床使用を意義のある大きな一歩としており、2020 年初頭のフルリリースに向けて、さらに両社の協力体制を強化するとしている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 日本ライフライン---自社製EPカテーテルの北米における初臨床使用を発表